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2009.07.07 恩人Tさんの奇蹟の生還
 私の恩人であるTさんがバージャー病と言う難病で医大に入院されたのが2ヶ月程前でした。
 ヘビースモーカーで、以前一緒にテキーラを飲み交した事もあり、とてもかなわない程お酒も強い方です。
 医大にお見舞いに伺った時、壊死している両足と手の指を一刻も早く切断する事を担当の医師から迫られているところに偶然居合わせてしまいました。壊死している部分が甦るはずもなく諦めて早く切断するしかないという状況だったのです。
 そんな時、事務所内のインターネットでバージャー病患者と家族の会を調べ直接、会の会長Nさんとの連絡を取合ってたのは家内でした。何回も何回も長時間に及ぶ会長さんとの会話の内容は、壊死した患部の切断だけは絶対にしないようにとの事だったと後から聞きました。
 Tさんもその言葉を信じ手足を切断しないまま、医大を退院して東京の病院へ入院したのが5月の終わりです。そんなTさんが東京の病院での血管バイパス手術を終え、昨日東京から帰って来られました。
 空港に着かれて直にTさんからお電話を頂きました。もちろん両手、両足は付いたままの帰還です。壊死していたと思い込んでいた真っ黒になってた足先や指先はもとどうリに甦りました。血の通っていなかったTさんの手足の指先は、死んでなかったようです。
 あの時切断してなくて良かったとの思いが繰返し何度も何度も巡っています。
 そして先程、私も初めてバージャー病の会のN会長さんと電話でお話させて頂きました。どんなに優れた医療先端技術があっても、困っているTさんを救うことができたのは、N会長さんのように親身になって相談に乗りアドバイスをして頂ける人と出会えた事に尽きる事、そしてTさんの周りの人は皆、心からN会長さんへ感謝していますとお伝えしました。
 一寸先は、闇かも知れない人生も、人との出合いでラッキーな人生を生きれるか、誰も判らない世の中です。しかし感謝する気持ちと同時にそんな思いを今、困っている人達に知らせる必要があるのだとNさんから伺いました。
 両手両足を即刻切断しようと迫った医大の医師の決断も、患者さんの命を守ろうとする善意の思いから出た結果である事は疑う余地はありません。しかし切断は何時でもできるから最後迄諦めずにやれる治療法を試してみましょうと言う、N会長さんの言葉には経験に基づく確かな説得力があった事も確かです。
 私自身、いつの間にか年を重ね他人の人生を大きく動かしかねない重大な決断を迫られるような立場に遭遇したりします。善意で判断するとか自分がやれるやれないとかでなく、もっと素直な次元で、自分の最も大切な人だったら、どうあって欲しいと考えられるかビジネスとして割切って捉えるかで違ってくるのでしょう。
 ビジネスとして割り切れない仕事をこれからも続けよう!NPO活動も続けようと思える、幸せな気分になれた一日でした。
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