2016.08.09 ダンボール家具の可能性を探る。No1
201608090652356a6.jpg

今年の5月に特許を頂いた、組立式家具とその製造方法。その使用は、様々な分野においてどう有効なのか、ストーリー展開として具体的に紐解いてみる事にしました。その最初が医療福祉分野での可能性です。

■医療福祉分野に於ける組立式強化ダンボール家具の意味

医療施設や福祉分野における入院及び療養室内で懸念されるものに感染症予防対策があります。

その種類も様々で幾つか挙げてみると、疥癬のようにダニによるもの、ノロウィルスやインフルエンザ、ウィルス性肝炎、HIVなどウィルスによるもの。また黄色ブドウ球菌(MRSA)、結核、緑膿菌、水虫などの細菌によるもの等、医療福祉分野の施設には感染症による沢山のリスクが蔓延しています。

どうでしょう、患者さんや新しい施設入居者の方々には新しい家具を新調する事を前提とした医療福祉分野での感染症に対するリスク回避手段としての強化ダンボール家具利用。家族も入所者も安心できるのではないでしょうか。
重たく大きな鉄製家具を永く使い続けるよりも、軽くて簡易な紙製でリサイクル可能、そして安価でデザイン性に優れたダンボール製家具へと切り替えるという選択種は有るのではないでしょうか。

感染症に対するリスク対策で有るのですが、軽くて折畳み可能なのでストックするのに比較的場所を取らず、何より女性スタッフの多い医療福祉分野では大きな負担軽減になるようです。従事される看護婦さんや介護スタッフさん達には、移動や組立設置が楽々に可能だという事が大きな利点で、折り畳めるので施設の隙間などに場所を取らずストックできる利点があります。そして落としても壁にぶつけても床や壁を壊すことは無く、軽いので本体が壊れる事もありません。

それに、家具を組立たり移動したりする際に、折り畳みのパイプ椅子で指を挟んだり、身体にぶつけて青あざを作ったり、痛い思いをする心配から解放され、現場で働く人達へ多大な負担軽減をもたらすようです。

正直言うと、開発当初はそのような事などに全く意識すらしていなく。只々、災害時に早く安全によりスタイリッシュで組立説明書を読まないでも、形を見るだけで直ぐに組立可能な強化ダンボールによる仮設コミュニケーションスペース創設と言ったコンセプトによるものでした。

現在シートカバーを開発中で、以外にも、こんな即席家具にカバーを被せると、見た目も使い勝手も、もはやダンボール家具では無くなってしまうのですね。

これら組立式家具の潜在的可能性には、家具業界に衝撃を与える程の大きなものが見え隠れしています。

次回へと続きます!

にほんブログ村 デザインブログ 建築デザインへブログ応援バナー
Secret

TrackBackURL
→http://alphdesign.blog91.fc2.com/tb.php/2358-84b138ea