2015.08.17 知らない内に気になる資格制度が(ー ー;)
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知らぬ間に気になる資格制度が(ー ー;)
伝統再築士とか言う資格認定書がやって来た!

この資格を登録している団体は他に古民家鑑定士や古材鑑定士などの資格を作り講習会及び考察試験を全国展開しているようだ。
実は7月の初め福岡県春日市にて伝統再築士講習会案内がfaxで送られてきていた。

講習試験・認定費用38000+6780円のテキスト代を事前に振込み、受講を申込むとてもコストの掛る講習。一体何を教えてくれるのか、本当に主催者側の人達は、伝統的建造物の事を理解して行っているのか興味深々で受けてみることにした。

伝統的建造物については、最近なんちゃってビフォアアフター的改修ばかりを見掛ける。それを行っている人達が伝統的建造物の専門家のように言う輩が多い。そんな事を公の場で資格制度などと言われちゃ堪らない、との想いもあっての事だ。

テキストは古民家解體新書II。言わば木造在来工法の資料集成的なもの。

講義が始まると講師さんは如何にも考察試験で出題されると言うようにテキストの内容を忠実に読み伝える。それに沿って此方も慣れたもので、付箋紙は持って無かったもののページと彼が読んだ所を忠実にライン引きする作業。これが3時間以上続いた。

とは言いながら、講習の目的は少しづつ理解できた。要するに伝統再築士が目標としているのは、伝統技術の技のどうこうでは無く、なんちゃって改修でも良いからリフォーム感覚でも伝統建築物を残しましょう、というもの。
考えてみると、なんちゃって改修であれ、総論賛成だという事に気が付いた。
貴重な伝統的建造物が壊され消えてしまうより、経験の無いペーパー資格制度であれ、その資格者が保存しようとする事で、一件でも多くの重要建造物が救われる事には異論は無いのである。

考察は30問、テキスト見て良いとは言っても、一問1分しか無くテキスト見る余裕なんか無い。問題は少々長めの文章で問いの中に二つの事項が織り込まれ、一つが良くてももう一つがどうかと言う早トチリを誘発させる問題が多い。しかも講義の時に全く話題にしなかった項目が結構多く出題されている。仕口の納め法など余程在来工法に精通していないと解らない問題。
この試験、結構意地悪で難しいのではと思った。受かる人どれだけいたのだろう。^^;

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