2014.12.26 陰翳礼讃!
20141225123407ba9.jpg

先日からLEDキャンドルが夜のお供となり、暗闇に揺らぎを与えてくれてます。

CO2を排出せず、火災の心配が無い揺らぐ光を暗隅で眺めていると「陰翳礼讃」と言う文字が思い浮びました。
そうです、建築を学ぶ者には必須と言われる本です。
日本文化は闇の中の仄かな光から生み出される美しさを好のむのです。

建築の仕事の中で、歴史的建造物に惹かれるのも、照明の色温度に拘るのも!
日本文化に受け継がれる、闇の中の薄明かりの中で美しいと思う感性
それを大切にしたいと何処かで思っているからなのです。

古民家で見かけた古い箪笥の棚を開いた時、暗い空間の中で現れたボーと光る銀箔から飛び立つ鶴の絵に
ぞくっとする程、深く感動した覚えがあります。

数年前、日野俊顕先生の解説で、和蝋燭の光で見る中林梧竹の書と言うイベントをNPOで管理している山口亮一旧宅にて開催した時の事。
梧竹さんの書が、和蝋燭の光で掛軸から飛び出し踊り出す!と言う不思議な現象を日野俊顕先生自ら実験していただいたのです。今となっては亡き日野先生による貴重な歴史的な催しとなってしまいました!
薄暗い武家屋敷の床の間に掛けられた梧竹の竹の絵は、和蝋燭の赤く揺らぐ光で立体的に浮き出し、風になびいているように見えるのです。

LEDキャンドルでは無理でしょうが、炎のような揺らぐ光はとりあえず壁に映るみたいですね!



暗隅で一人蝋燭を見つめている姿は、とうとう逝ってしまったかと思われそうです^^;
イヤイヤ、蝋燭では無くて、LED照明器具ですから^^;

ブログ支援バナーにほんブログ村 デザインブログ 建築デザインへ
Secret

TrackBackURL
→http://alphdesign.blog91.fc2.com/tb.php/1755-993494ce