FC2ブログ
2011.09.18 長崎でのシンポジウムを終えて!
長崎佐賀シンポジウム
NPOでの企画シンポジウム:長崎の幕末佐賀近代化遺産シンポジウム、無事に終わりました。御協力頂きました多くの方々へ感謝申し上げます。
長崎居留地まつり実行委員会のみなさま、梅元さま、桐野理事長さま有り難うございました。幕末さが研究会、佐賀伝承遺産研究会、佐賀城を愛する会等、参加頂きました市民団体の皆さま、御協力頂きました佐賀県世界遺産推進室や佐賀市まちづくり推進課の皆様有り難うございました。

ブライアン・バーグガフニ氏による基調講演1では、英国国立古文書館で入手された、1854年9月10日の日英和新条約資料や当時の長崎の街の写真やスケッチ等を見せて頂き感激しました。当時の英国新聞記事にも細かく内容が記載されてた様子を知る事ができました。日本にはジェームス・スターリングによる日英和新条約の記録は殆ど残っていないということでした。またトーマスグラバーの書簡に肥前、等他の地域を訪問したいとするパスポートの申請書など提示して頂きました。
グラバー邸が建つ以前の一本杉がある丘の上の場所が見える、海から撮影された長崎の綺麗なパノラマ写真に感動しました。英国からみた異国、幕末日本の姿が映し出されています。
イギリス国立古文書館、オランダ国立古文書館に行って、日本に残っていない当時の鍋島藩に関わる幕末資料を調べると、日本で調べる事のできない貴重な史実がもっと出てくるかも知れません。これまでの歴史認識が変る?大きな可能性も感じました。

基調講演2の80才に近い御高齢の長野名誉教授のエネルギッシュな講演にも毎回ながら感動しました。在来知学をテーマに来月10月に中国精華大学にて講演をされます。曾ての日本のようにスクラップアンドビルドを展開し、めざましい経済発展をとげる中国に対して、自国(中国)の文化を壊しちゃいけない、経済力中心に考える、あなた達は”間違っている”と言いに行くのだそうです。同時に四郎ヶ島を壊しちゃいけない、これは日本の宝だ!世界遺産に匹敵する、抑止力として日本の科学技術の力(在来知による)海外に見せつけた、完全性の高い史跡である事を強調されました。

コーディネーターをつとめさせて頂きましたパネルディスカッションでは会場の多くの人から御意見を頂く事ができました。四郎ヶ島を通じての佐賀・長崎の今後の市民交流が続く事を確認して幕を閉じました。

最後に活水大学大チャペルの素敵な空間で、長崎から佐賀へのプレゼントで、”河の上の雲”と”蝶々婦人”オペラを披露して頂きました。すばらしい演出でした!

このシンポジウムが長崎佐賀近代化遺産トレイルへの第一歩を踏み出す機会になればと望んで止みません。
再度御協力いただきました方々へ感謝申し上げます。有難うございました。