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2010.11.17 最近気になっている事、デーマーク
そうそう、FMラジオのアンケートで答えた、最近気になっている事について。私が一番話したかった事を収録で聞かれなかったのが残念でたまりませんので、引続きここに書かせてもらいます。
 先日APECアジア太平洋経済協力会議が行われましたが、グローバルな市場経済の大きな波に、日本の小さな地方の産業も経済も確実に飲み込まれてしまうのも時間の問題のようですね。私達の生活にも確実に影響してくると思われます。何が良くないかと思うのは、マネーそのものが商品となり投機の対象となって、本来の目的である、循環して地域の経済を活性化させるといった目的から掛け離れたところで大きく動いている事です。マネーが世界規模で富を一ケ所に集中させ吸い上げる手段として使われるようになりました。マネーの集中は地方の経済も産業も文化も簡単に破壊できるだけの力の一極集中を意味します。地域で人が背負った負の資産は、時間と共に利息を生み、時間が経過すればする程利息にまた利息がかさみ、いずれ破綻の連鎖が起る。
経済成長のスピードと利息の増大するスピードに大きなズレが生じてしまい、利息は増大しても経済成長は止まりむしろ逆進する今の時代では、現在のマネー経済の在り方を考え直す必要があります。このままでは、第一次産業も第二次産業も私達の住んでいる地方で成立たなくなります。そうするとサービス業も何もあったもので無くなり、産業の無い所に人は住めなくなります。
 ベルリンの壁が無くなった時に東ドイツの人達が旧社会主義時代の工場等の廃虚を利用してイベントを行い外貨を稼いだと聞いた事があります。その時に活躍したのが地域通貨。デーマークと言われるエコマネーシステム。東ドイツ、ザクセン。アンハルト州ハレ市で行われたようです。物々交換による経済循環システム。このエコマネーで借金を背負った人は、時間と共に破綻する事は無く、地域の人達に自分のできる事で恩返しをしようと努力できるシステムです。こんな事がこれから地域に必要とされている経済循環システムのような気がします。物々交換による経済活動には消費税も所得税も掛かりません。利息は無く、エコマネーを循環させないとその価値が逆に下がってしまうという性質を持たせているようです。私達の生活を守る為には、何かしらのアクションが必要な時代に進んでいるような気がします。