2009.08.31 一夜明けたら
 期日前投票を金曜日に終え、土日は唐津のイベントに参加し、終わって大急ぎでオフィスに戻り夜8時からT住宅の打合せをさせて頂きました。昨夜は選挙速報を見る間もなく寝てしまって次の朝、日本中が政権交代で大騒ぎになっていました。
 姉歯事件の後、構造設計事務所が何故か脚光を浴び、日本の建築物は構造設計者中心でないと建てられない状況になりました。その一方で建築事務所は、悪い事をする人間の集まりとした前提での、生悪説による建築法体系に変ってしまいました。
 建築設計での業界団体、事務所協会、士会や家協会は、業界を支えるの多く人達が会費を支払い、こういう時にこそと期待を投げかけていたのでしょうが、政治的に何もアクションを起さなかったのか、結果真面目にコツコツと地方で仕事をして来た建築事務所程、辛い思いをする世の中になりました。
 悪徳企業と癒着して一般市民を騙そうとしていた建築士はごく一部の人達で、私達のように企業から独立してクライアントとのパートナーシップを大切にしてきた事務所の方が沢山あると思うのですが、最後迄責任を取らない国に雇われた構造設計者の御墨付きを頂けないと建築は建てられない仕組みになりました。今迄構造計算を必要としなかった小さな木造建築でも10月から構造計算書が必要となるように決まっています。
 はたして政権が変り、今後の社会の仕組みは良くなるのでしょうか?
ますます悪くなる事も十分考えられますが、変革に期待できる分、現状よりましなのでしょう。
 明るい社会が来るよう期待したいと思います。