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2008.10.22 コラム日だまり
■ 協働 

 協働という言葉を最近よく聞くようになった。私の所属する市民活動組織でも行政から委託を受け協働事業を行っている。
 協働とは、市民活動組織と行政や企業等が協力しあいながら役割分担を行い市民サービスや社会事業を進める方法だ。実際は、なかなか難しい。
 市民活動組織の形態は並列でありメンバーは平等の意識で繋がっている。人を繋ぐもの、動かすものは少しでも社会の状況を良くしたいという志と状況判断できる情報の共有である。
 行政や企業等では縦の繋がりにより指示が上から下に流れ、各々に責務を負っている。情報の伝達がなくても命令で事業は進んでいく。
 市民活動組織との協働事業ではそうはいかない。基本的に命令系統で動く事業ではなくなり自然発生的な事業形態をとるからだ。
 市民活動組織特有の並列な関係で志を持つ担い手に責務を託して行くことで協働事業は進められる。
 閉鎖的な権力構造なくすため情報が共有された中、志しで集る市民活動組織による自発的で心のこもった市民サービスや社会事業を時代は要求しているのだろう。
(佐賀新聞地域版コラム日だまり2008年10月21日掲載)