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2007.10.25 200年住宅!
政府から、200年住宅ビジョンが出ていると聞きました。誰もが住宅にコストをかけられない社会になるのでしょうか。
歴史的建造物の改修をさせて頂いていると、なるほど200年経ってまだ魅力を放つ理由がよく理解できるものです。日本の伝統的木造技術はすごいです。
しかしJIS規格(日本工業規格)で言えば、日本のコンクリートのJIS規格では建物が50年も持たないかな!と私は勝手に思っています。
コンクリートには、水と空気が混じっていてそれらが乾燥すると、穴だらけのスポンジのようになってしまうのです。だから事務所で設計するコンクリートの建物には、イギリス製の減水材を使いコンクリート内部の空気量を1%以下に落すようにしてます。打放しで計画する事が多いので、コンクリートが割れると困るからです。ちなみにJIS規格のコンクリート空気量は5%となってます。
スーツの歴史と同様に日本国内でのコンクリートの歴史は、ヨーロッパとは比較にならないほど浅いようで、建築家は思想を持ち、国の基準より、物の本質を見極めながら取組むことが必要だと感じているのです。
200年持続できる建物は、言う事は簡単ですが誰も検証できない訳ですから、嘘にならないように!お願いしたいものです。(^_^)!