2007.02.28
ものづくりと建築

建築の工事が分業化され本来造ると言う行為から、流通している部材を選び組立る作業に変ってきています。木造でいえば、基礎を施工後に、木を刻み骨組みを組立て、下地を組み屋根を仕上げ、内部や外部の下地を造り、内外装を仕上げる等の一連の作業があります。それらが分業化され職人さん達は、決められた部分だけをすれば良いようになりました。工務店もほとんどハウスメーカーさんと同じような組立住宅を販売することに近い状況の所も多くなりました。設計事務所も法的責任だけを負うだけの代願屋的な事務所も多いのです。建築設計事務所の本来は”ものづくりとしての建築空間づくり”を行なうべきだと思うのです。高度成長期に制定された一級建築士制度と実務者を増やす目的で行なわれて来た建築教育の弊害なのでしょう。利益効率だけを優先している建築士とそうではない理念思想を持っている建築士がいます。それらを見分けるのはエンドユーザーにゆだねられていて結局全て自己責任という状況なのです。
2007.02.27
私のオフィス

ALPH-DESIGNのオフィスのスケッチです。もう完成後12年になりますから、13年程前に書いたものです。今見ると懐かしいです。コンクリート打ち放しでして今の所、何一つ問題ありません。金利の高い時に建てた借金コンクリートですからまだまだ活躍してもらわないと困ります。この頃から乗っている車ボルボ940ワゴンはもう25万キロ走っていて、まだ現役です。小さな自社ビルも車も、時が経ってますます気に入っています。
2007.02.27
人が集う納骨堂
守秘義務もありますので、着工前作品の事はできるだけ出さないようにしますが現在工事見積り徴収中の建物に納骨堂があります。タペストリーガラスと白壁、杉板無垢材で構成されるRC造で、多くの人が集い、語らう場を持っています。個人用(2人迄)永代供養納骨棚を持ち、お位牌は全て水平に並び、上下に並ぶ事はありません。この建物は、境内を演出するための装置として存在し、地盤面の砂から10センチ程浮上がった3m程のガラススクリーンが連続しているだけの何も無い外観です。入り口は緩いカーブの漆喰壁に隠れ、控えめな館銘表示があるだけです。納骨棚も含めフラットな(継目のない)ディテールを実現できるかが鍵です。真に”ディテールに神が宿る建物”になると期待しています。
2007.02.25
建築は「細部に神が宿る」
ミ−スの言葉に「細部に神が宿る」と言う言葉があります。
若い時には、建築の手順として壁と床、壁と天井、壁と建具枠といった取合いとしての納まりを教えられて来ました。今は、それらの取合いを見えなくするフラットな(継目のない)納まりをしています。そうすると空間構成がクリアーに見えるようになり建具金物、床や天井に付く色んなものを整理せずにはおられなくなります。
10数年程昔、マイケルグレーブスの百道レジデンス内部を見た時、しつこい程のシンメトリー空間にクリヤーなディテールが投入されていました。彼はそこを住む空間と言うより鑑賞する空間として捉えているようで、そこに絵を飾る事も、余計なものを置く事も拒む程の完璧な空間構成でした。
住む空間としてはどうかという人もいるかもしれません。しかし空間にこだわりを持つ事が建築家たる由縁なのでしょう。
若い時には、建築の手順として壁と床、壁と天井、壁と建具枠といった取合いとしての納まりを教えられて来ました。今は、それらの取合いを見えなくするフラットな(継目のない)納まりをしています。そうすると空間構成がクリアーに見えるようになり建具金物、床や天井に付く色んなものを整理せずにはおられなくなります。
10数年程昔、マイケルグレーブスの百道レジデンス内部を見た時、しつこい程のシンメトリー空間にクリヤーなディテールが投入されていました。彼はそこを住む空間と言うより鑑賞する空間として捉えているようで、そこに絵を飾る事も、余計なものを置く事も拒む程の完璧な空間構成でした。
住む空間としてはどうかという人もいるかもしれません。しかし空間にこだわりを持つ事が建築家たる由縁なのでしょう。
2007.02.25
我が社のマッキントッシュ
実は会社発起当時から我が社はマッキントッシュを使っていて、周辺器機からソフトも全てMAC-OS9.xで稼動していますが、現在G3、G4のマシンが立続けに調子悪くなってきていてます。昨晩、G4CUBEをヤフオクで落札しました。現在稼働中のCUBEが調子悪く衝動入札しました。会社設立当初にMACIIを買って、暫くしてfxにバージョンアップし、サンフランシスコまでソフトを漁りに行ってた頃は、これ以上のマシンはないと確信していました。現在では、浦島太郎状態です、メモリーステックでギガか!と驚くばかりです。本棚にはPHOTSHOPのリリース版やRenderMan、ShowPlace、Directer等の懐かしいソフトが一杯です。そろそろ我が社も、こだわりを捨てインテルへ移行する時期かなぁと思いながら、アナログ時代への郷愁にふけっています。でもものづくりの原点は絶対にアナログです。手段としてのマシンなのだから何でもいいのかもしれませんが何故か不安定なMACの方が私にはしっくり来るとです。
2007.02.24
九州伝承遺産ネットワーク
九州伝承遺産ネットワークのシンポジウムが3月11日(日)13:30〜17:00長崎総合福祉会館5Fで行なわれます。入場無料です。私はNPOまちづくり研究所を代表してパネリストで参加することになりました。地域連携による文化遺産の保存活用は今後ますます地域発見の手段、活性化の手法として盛んになるでしょう。
2007.02.23
斎場模型
2007.02.21
I邸:3月竣工

一昨年、土地未定の時から設計契約頂いていたI邸、もうすぐ竣工です。天井もスッキリ、設備や照明もうまく納まりました。M建設さんもALPH-DESIGNの仕事けっこうしていただきましたので、手摺やその他の納まりも上出来です。杉の無垢板が柔らかくて良いです。長い間の打合せや準備も最終的にこの一月半ぐらいに集約されてきますから気の抜けないラストスパートです。
2007.02.20
ほら普通に歩いてます。

昨年の2月、突然後ろ足が動けなくなり、おむつをさせていた事務所のワン、コルです。今、普通に歩いています。普通に歩く事がなんとすばらしい事か!歩けなくても元気が一番と思ってましたが、今日も普通に歩きました!
2007.02.20
現場:斎場

斎場の現場です。工期がないので現場のみなさん、少々苛立ちぎみです。良い建物にしましょう。空調設備の納まりも天カセから隠ぺい型に変更頂き、天井の形態も少し変え。天井は完璧にスッキリなりました。室外機の位置もほとんど見えなくなりました。開口部の納まりも大まか指示を終え、色も大体決まりました。後は事故の無いように丁寧な仕事を期待します。
2007.02.19
引き続き事務所のワンNext

事務所の慌ただしさとは無縁のように、お休み中のワンこです。マイペースです。案外、こんな事務所のアイドルわんこに癒されています。スーツ姿の営業の方には申し訳ない程吠えるし、帽子や変ったメガネには異常に反応します。
2007.02.17
事務所の影のボス

ヘルニアで一時は動けなかったのに、手術はせず、針灸とリハビリで一年掛りで見事に歩けるようになりました。一時は諦めかけていました。皆で支えれば復活できる、関係者一同、涙した感動の主役はこのワンちゃんでした。ペットハウス:ハニ−レイの宮本さま、忍耐強い治療、リハビリありがとうございました。
2007.02.16
さが文化遺産研究会
今日は月一の”さが文化遺産研究会”の会議が19時からあった。NPOで管理させて頂いている山口亮一旧宅で、山口亮一画伯のスガ夫人(明治中期さがの3美人の一人と言われていた)をイメージしてメンバーの内田さんが開発した和菓子”精小町”(シラゲコマチ)のラベルが出来上がってきた。私は何にもしていないけど、先月の試食会では、大絶賛だった”精小町”に相応しい出来映えで、明治時代を臭わせるレトロな感覚と、書家の富永将暉さんのロゴが可愛らしく、どこか懐かしさを覚える独特の雰囲気があった。やはり大塚清吾さんがプロのデザイナーに頼んだようで、会にお金が無いので無償でつくって頂いたようだ。あとは、私に課せられている”精ブルース”の曲を完成させなくはならないが、何時になることやら(⌒-⌒;)
2007.02.15
自己管理
業務に追われなかなかブログが開けませんでした。ちょっとした時間が取れないって、余裕がない事です。心に余裕がないと良い仕事できません。ゆとりを持った生き方をしようとNPO活動だったり、新聞にコラム書いたりしています。おかげで、少しだけ人生の巾が広がったような気がします。ここ数日、余裕がなかった事を反省し、会社の皆を集めISOマネージメントレビューを久しぶりに行ないました。自己管理が出来ないと仕事の管理もできません。たまに全部を見渡したり、業務と関係の無いような事に関心持ったりでリフレッシュタイムをライフスタイルの中に入れ込む事も自己管理ですと、自分に言い聞かせています。
2007.02.10
家づくりにパワーが必要
今日は第2土曜日、事務所はお休み、こんな日、私はOFFICEに籠る。所員も一人奥に籠っている。朝から電話がなる、先週計画していたクリニックの仕事決定したと、嬉しい知らせだった。他の角度からのイメージを週明けの打合せで見たいと言われたのでせっせとCG模型を作りイメージを整える。午後になり電話が鳴る。家づくりの相談したいとの事で事務所に来て頂き話をお聞きする事になった。やはり電話するのにかなり勇気がいったらしい。私の作品をよく御存じで、HPで見て、現物も幾つか御覧になられたと聞いた。それでも迷われたらしい。候補の敷地は、幾つかあるそうでまだ土地は決まっていないと言われる。良く考えてみると、うちのOFFICEって土地の斡旋はしないし、銀行に行ってローンの手続きもしない。なんと不親切な事務所なんだろう。私達のようなアトリエ系のデザイン事務所と一緒に家づくりをするのってクライアント側からも、相当のエネルギーがないと成立しないんだなあって思う。だからクライアントにとって、楽しく仕事できる相手を捜す事が最も重要な事なのかも知れない。遠方での仕事も多い私の場合、自信の持てないプランは出さないようにしている。相当詰みあがったプランしか出さないので、最初のプレゼンで喜んで貰う事も多い。自分が納得の行かない仕事はしたくないので、CGを使い、スケッチを書き、模型を使って、どのように理解していただくかを考える。逆にこちらが自分の持っていないものを表現する機会を頂くこともある。だから双方にかなりのパワーが必要で、そんな事が段々と楽しみになってくることも多い。そうなれないとたいがい物別れになる。
2007.02.10
鹿児島ファン!

木曜日に鹿児島に行く機会がありました。日帰りのつもりが森伊蔵を飲まして頂くと、帰る事がどうでも良くなり、結果1泊して帰る事になりました。A様お世話になりました。ゴンべえの湯豆腐も美味しかったです。一番の御馳走は、鹿児島の芸達者で愉快な人達でした。南へ行けば人も景色も明るいですね!と決めつけるのは良くないですね。楽しかったです。御免なさい変な写真あげてしまって。鹿児島好きです!鹿児島万歳!
2007.02.07
建築屋の悔しさ
建築の仕事をしてもう30年近くになります。伝統建築物の修復や、漆喰、土壁など材料や工法にこだわりを持つ建物が多いのですが、そこには必ず職人の技術が不可欠です。だからと言って、仲間の職人さんたちを引連れてデザインする訳にはいかず、工務店の技量を信頼しながら工事監理を行なってきました。最近、職人さんと呼べるような、仕事に対し気骨のある人物に出会う事がほとんどなくなり、プライドだけが先行する、年輩の普通作業員さん達ばかりが目につきます。平成13年、私の事務所の会議室を増築する時、マイ溶接棒を片手に、納めて見せるから、打放しコンクリートにサッシアンカーを溶接させてくれと申し出た事がありました。しかしながらこだわりがあっても何でもかんでも自分で施工する訳にはいかず、コーキング、塗装一つとっても仕上げが悪いとジレンマがあります。器用に物事をこなすより、不器用でも丁寧に仕事を納めるセンスが必要です。自称職人さん達のセンスのない仕事の結果も背負う事になる監理業務。そのクオリティーを高めるには、やはりコミュニケーションありきで、見極めるためのシステム構築が急務なのだと最近強く感じています。
2007.02.05
現場説明会の間の雑談
今日は昼からDビルの現場説明会を事務所にて行ないました。数社に見積りを依頼するのに30分の間をとって1社づつの現説です。その間立会われたクライアントのAさんと娘さんとでたべもの屋の話をしました。うどんは東の「停車場」で、夕方遅く7時ころに行くと麺がないと言われるか終ってるかと言った店で、私達は釜上げうどんばかり注文するのですが一品もののつゆも美味しいと言う事でした。大将が体を壊したことがあって早く閉めるようになったそうです。最近見つけられた店が「ステーキ帝国」で昔、駅北通りに面してあったのが住宅街の中で自宅と一緒のところで営業されていて、そこのハンバーグが逸品らしく、今度行ってみようと思います。現説に出した焼き菓子は、事務所の直近くに、つい30分前にオープンしたばかりのシュガーハットから買ってきたものでした。そこはキッチンという評判の良い店があった所ですが、多くのファンから惜しまれながら昨年店を閉められました。近くの中華料理の尽は、ここも評判がいいのですが、鍋島から移転するらしくショックです。割と美味しかったラーメン屋さん佑心亭も無くなり、近くから美味しい食事のお店がどんどん無くなっていくのは悲しいですねと甘いものを食べながら体のサイズを忘れてたべものの事で盛上がりました。
2007.02.04
煉瓦館ワークショップ
今日は朝仕事をして、そのあと煉瓦館のワークショップに行きました。先々週に続くWSで、今回はほぼ完成しました。建具屋さんや塗装屋さんにも参加頂きましたが他の参加者は、普段このような仕事をした事のない素人の皆様で、窓塞ぎとステンドグラスの取付け、椅子づくりと盛り沢山の作業に挑戦でした。和気あいあいで、夕方には、ほとんど終了しました。しかし凄いです。プロの手仕事に負けない程のこだわりで、この場所に相応しい空間をみんなで蘇らせました。参加された皆様、本当にお疲れ様でした。

全景写真

作品写真

集合写真

全景写真

作品写真

集合写真
2007.02.02
Tさんからの励み
F先生からの紹介で、今日の朝、事務所にてTさんと御会いしました。私の作品を幾つか御存じで、やっと会えて嬉しいと言われました。以前に老人保健施設の仕事をさせて頂いたF先生の受賞パーティーが先日市内のホテルで行なわれ、その際、同じ会場にいたのに顔を知らなくて挨拶できなかったと言われました。お会いしたくてF先生に連絡したそうで、よし!と快くすぐに私に電話をされたそうです。仕事を永年続けてきて、こんなふうに会いにきてくださった事は、嬉しい出来事でした。職員からも建築家冥利につきますねとも言われました。今後もさらに良い作品を造り続けなくてはいけないですね!
2007.02.01
株式会社アルデザインは
今日、某クライアント様から変な噂を聞いたと教えて頂きました。(株)アルフデザインがどこかの子会社みたいな事です。佐賀市にある某建築設計事務所の関連会社と誤解される事がありますが、会社も役員も一切関わりなく、共同プロジェクトを行なった事もありません。某建築設計事務所ともその他の設計事務所とも一切関わりなく独自のデザイン思想を貫いています。しかし私の名前から、誤解される事が多いようです。作風もデザイン企画の進め方も全く違うのに!
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