2008.05.10
I-House嬉野
2008.04.22
ハコづくりから魅力創出へ
今日-4月22日掲載佐賀新聞コラムです
■ハコづくりから魅力創出へ
熟成した社会に本当に必要なものは何だろう。採算の取れない余計なハコモノは必要無いであろう、しかしなにもしない地域は、経済が沈み人も街も元気をなくし、その地域の存在自体すら危なくなる時代だ。
私達の住む地域には、その土地の風土と共に場所特有の歴史や文化が数多く残っている。
多くの人は、美しい景色や景観は、当然のようにいつまでもそこにあるものだと思い意識すらしていない。実は、その景観も手間と時間をかけ皆で育み守っていく必要がある。残念な事に、気がついた時には多くの魅力的な景色が無くなってしまっている事も多い。
地方都市が地域の魅力づくりに力を入れ、今となっては消滅してしまった美しい景色や、まだ残っている景観資源の再生を、事業として捉え、そこに住んでいる市民に託し地域住民に還元する形で行なえば、その地域の大勢の人が元気になれるだろう。
しかしその景観に価値を見出せない住民も大勢いる事も事実で、壊さないためのルールづくりや啓発活動も同時に必要だ。
足もとに沢山の地域の魅力が残っている。その魅力を活かすも殺すも実は市民である。
(アルフデザイン代表 三原宏樹)
■ハコづくりから魅力創出へ
熟成した社会に本当に必要なものは何だろう。採算の取れない余計なハコモノは必要無いであろう、しかしなにもしない地域は、経済が沈み人も街も元気をなくし、その地域の存在自体すら危なくなる時代だ。
私達の住む地域には、その土地の風土と共に場所特有の歴史や文化が数多く残っている。
多くの人は、美しい景色や景観は、当然のようにいつまでもそこにあるものだと思い意識すらしていない。実は、その景観も手間と時間をかけ皆で育み守っていく必要がある。残念な事に、気がついた時には多くの魅力的な景色が無くなってしまっている事も多い。
地方都市が地域の魅力づくりに力を入れ、今となっては消滅してしまった美しい景色や、まだ残っている景観資源の再生を、事業として捉え、そこに住んでいる市民に託し地域住民に還元する形で行なえば、その地域の大勢の人が元気になれるだろう。
しかしその景観に価値を見出せない住民も大勢いる事も事実で、壊さないためのルールづくりや啓発活動も同時に必要だ。
足もとに沢山の地域の魅力が残っている。その魅力を活かすも殺すも実は市民である。
(アルフデザイン代表 三原宏樹)
2008.02.04
ISOの継続断念
2002年に取得し現在まで6年間継続してきたISO9001品質管理マネージメントの登録を止めることにしました。役所に指名願いを出す為でなく、私達の仕事に対する品質管理の在り方を見直し、顧客満足を維持していく為に取得し継続してきたISOです。外部審査機関から、これまで多くのストロングポイントを頂きました。しかしながら、今回の建築基準法改正によって、建設業界の将来への展望が大きく変化しようとしている中「ISO9001品質管理マネージメントシステムそのものは継続しても、コストの掛る外部審査は必要ないのでは」とマネージメントレビューで話合い、ISO更新の中断を、外部審査予定直前になって決定しました。最大の理由は、建築確認申請に手間とコストが掛り過ぎ、ISO登録維持への余裕が無くなってしまったことにあります。あるプロジェクトは昨年より16回も確認審査事務所へ出向き、まだ解決出来ずにいます。小さいアトリエ事務所には、昨年6月より認定構造プログラムソフトが出ない建築基準法改正が、大きく影響していて、このような結果になりました。ISOを持たない一般の事務所になりましたが、システムは継続しています。これからも頑張りますので応援お願いします。
2007.04.03
住宅セミナー続き:危ない住環境
私達の最も身近で影響深い環境は、住環境です。人が人に関わり人を育てるように、住宅も人の人生に大きく関わり人を育てる役割を持ちます。家族の気配を肌で感じ取り、自然の風や光り、そして植物や美しい景色が生活の中に入り込む事で豊かな感情表現、日本の風土から来る豊かな文化を体で感じる事のできる感性が養われるのでしょう。
靴を脱ぐ習慣の私達は、畳や板の間の感触を素足で感じ、土、漆喰や紙等の自然素材のテクスチャーに直に触り、そして、その質感を記憶の奥に止めて来たように思います。日本の心と言うべき、そんな記憶こそが次世代に伝える重要な文化遺産なのかもしれません。
残念ながら、高度成長期に生まれた新建材と呼ばれる材料の一部は、感性豊かな日本人の生活には馴染まないと私は感じています。日本の昔から伝わる漆喰、土壁等は呼吸をし室内空間に無数に舞っている、粉じん、油分水分を吸着し調整する役割を持っていました。現在使われている、ビニルクロス、塩ビシート、ウレタン塗装の類いは室内空間の面をコ−ティングし空中の浮遊物を拒絶します。それらの浮遊物は、喘息を誘発し、クロスの壁に付着し、カビを発生させその胞子をまき散らし、結果、人の体内に入いる事になります。国は、その事に気がつき数年前から24時間換気を義務付けました。
住空間に空気清浄機を入れ、外部空気を取込み、強制換気を行なう住環境は、安全だと言えるのでしょうか?だから私達建築家は、生活の安全性に目を向け、できるだけ新建材の使用をさけるようにしています。
ただ格好だけにこだわるのではなく、理念を確立し空間づくりを行なっています。寝室だけは、電気を一切持ちこまず電磁シールドをする家を造るといった要望も今後増えて来ると思っています。住宅は、一日の疲れを癒し、エネルギーを貯える場所です。だから安全安心は住環境に不可欠な条件だと思うのです。
靴を脱ぐ習慣の私達は、畳や板の間の感触を素足で感じ、土、漆喰や紙等の自然素材のテクスチャーに直に触り、そして、その質感を記憶の奥に止めて来たように思います。日本の心と言うべき、そんな記憶こそが次世代に伝える重要な文化遺産なのかもしれません。
残念ながら、高度成長期に生まれた新建材と呼ばれる材料の一部は、感性豊かな日本人の生活には馴染まないと私は感じています。日本の昔から伝わる漆喰、土壁等は呼吸をし室内空間に無数に舞っている、粉じん、油分水分を吸着し調整する役割を持っていました。現在使われている、ビニルクロス、塩ビシート、ウレタン塗装の類いは室内空間の面をコ−ティングし空中の浮遊物を拒絶します。それらの浮遊物は、喘息を誘発し、クロスの壁に付着し、カビを発生させその胞子をまき散らし、結果、人の体内に入いる事になります。国は、その事に気がつき数年前から24時間換気を義務付けました。
住空間に空気清浄機を入れ、外部空気を取込み、強制換気を行なう住環境は、安全だと言えるのでしょうか?だから私達建築家は、生活の安全性に目を向け、できるだけ新建材の使用をさけるようにしています。
ただ格好だけにこだわるのではなく、理念を確立し空間づくりを行なっています。寝室だけは、電気を一切持ちこまず電磁シールドをする家を造るといった要望も今後増えて来ると思っています。住宅は、一日の疲れを癒し、エネルギーを貯える場所です。だから安全安心は住環境に不可欠な条件だと思うのです。
2007.04.01
住宅セミナーの内容-建築家に御用心!
西部ガスさんの和未の建築展は今日17:00に終了しましたので、展示物の撤収にいって今戻りました。で、昨日話したセミナーの内容です。
自分にあった良い建築を造るには、家づくり専門科としてのパートナー建築家を見つける事が第一です。ところが、あの建築家はカッコ良い作品沢山造っているから、彼に頼みたい!と言ったとたんに、突然お父さんやお爺ちゃんが出て来て、そんなわけの解らない奴に人生をかけるような事は止めなさいと、諭すように言われたりします。実はそれは、まんざら間違いではないかもしれません。お気に入りの建築家がいたとして、その人に住宅を託したら、100%の力を出してその仕事に立ち向かってくれると言う保証があるでしょうか?建築家先生は10軒以上のプロジェクトを抱えてて、小規模住宅なんかやってられるか!と内心思っているかもしれません。雑誌に載っているのは、全体の一部で、他は誰かに適当にやらせているかもしれません。また、もしその建築家先生が急な事故や病気で倒れたら、依頼した私の住宅は誰が面倒見てくれるのでしょうか?......そんな事を人生豊かな先輩達は心配してくれているのです。依頼する側にそんなリスクがあるから、そんなリスクを受止め建築家を紹介する会社が最近増えて来ました。
建築家の人達は、そんな心配事を自ら解消させる努力が必要なのです。私達の解決策は、ISO国際標準機構9001です。これは品質管理システムで、悪い仕事、良くできた仕事等のばらつきが無いよう建築のデザイン作業がシステムとして管理され、全ての仕事がある程度のレベルを維持するための品質管理です。デザインの仕事とは、ようはインプットとアウトプットです。インプット情報は要望事項だったり打合せの際に確認しあった情報とするとアウトプットは、出来上がった空間とします。クライアントとのコミュニケーションを最重要手段として、何度もレビューを繰り返しながら空間の内容を確認します。建物の引渡後も追跡調査を行ないクライアントから全体と全ての工程に及ぶ満足度調査のアンケートを実施し満足度を数値に置き換えるようにしてます。どうしてそうしたかと言うと、私も技術屋ですが、技術屋さん達の習性として、技術的な失敗は皆で隠そうとする習性があったりします。それは、技術屋であるがゆえに施工責任も監理責任も、関わる技術屋さん皆が責任を取らされる事になるからです。そうさせないためには、技術屋さん達をフォローアップする体制が絶対に必要なのです。ペナルティーありきでなくて、問題になる前に皆でフォローアップし、問題が起ったら直ちに是正処置をとり、失敗に学び、二度とその事がくり返さ無いようにするシステムが必要なのです。そのような事にt取組む建築家が少ないから、良い仕事をしていても不安がられるのです。
自分にあった良い建築を造るには、家づくり専門科としてのパートナー建築家を見つける事が第一です。ところが、あの建築家はカッコ良い作品沢山造っているから、彼に頼みたい!と言ったとたんに、突然お父さんやお爺ちゃんが出て来て、そんなわけの解らない奴に人生をかけるような事は止めなさいと、諭すように言われたりします。実はそれは、まんざら間違いではないかもしれません。お気に入りの建築家がいたとして、その人に住宅を託したら、100%の力を出してその仕事に立ち向かってくれると言う保証があるでしょうか?建築家先生は10軒以上のプロジェクトを抱えてて、小規模住宅なんかやってられるか!と内心思っているかもしれません。雑誌に載っているのは、全体の一部で、他は誰かに適当にやらせているかもしれません。また、もしその建築家先生が急な事故や病気で倒れたら、依頼した私の住宅は誰が面倒見てくれるのでしょうか?......そんな事を人生豊かな先輩達は心配してくれているのです。依頼する側にそんなリスクがあるから、そんなリスクを受止め建築家を紹介する会社が最近増えて来ました。
建築家の人達は、そんな心配事を自ら解消させる努力が必要なのです。私達の解決策は、ISO国際標準機構9001です。これは品質管理システムで、悪い仕事、良くできた仕事等のばらつきが無いよう建築のデザイン作業がシステムとして管理され、全ての仕事がある程度のレベルを維持するための品質管理です。デザインの仕事とは、ようはインプットとアウトプットです。インプット情報は要望事項だったり打合せの際に確認しあった情報とするとアウトプットは、出来上がった空間とします。クライアントとのコミュニケーションを最重要手段として、何度もレビューを繰り返しながら空間の内容を確認します。建物の引渡後も追跡調査を行ないクライアントから全体と全ての工程に及ぶ満足度調査のアンケートを実施し満足度を数値に置き換えるようにしてます。どうしてそうしたかと言うと、私も技術屋ですが、技術屋さん達の習性として、技術的な失敗は皆で隠そうとする習性があったりします。それは、技術屋であるがゆえに施工責任も監理責任も、関わる技術屋さん皆が責任を取らされる事になるからです。そうさせないためには、技術屋さん達をフォローアップする体制が絶対に必要なのです。ペナルティーありきでなくて、問題になる前に皆でフォローアップし、問題が起ったら直ちに是正処置をとり、失敗に学び、二度とその事がくり返さ無いようにするシステムが必要なのです。そのような事にt取組む建築家が少ないから、良い仕事をしていても不安がられるのです。
2007.03.31
西部ガスの住宅セミナー

今日私の担当のセミナー無事終わりました。会場に来られた大勢の皆様、有り難うございました。90分は少し長いかなあ!と思ってましたが、質疑応答迄丁度良い時間配分になったと思います。セミナーでは、建築家の本音を話しました。セミナーでは言えなかった事、もありましたので、ブログに少しづつ上げて行こうとおもいます。
建築家って、設計士とどこが違うの?何を何処迄してくれるの?そんな事をお話しました。ハウスメーカーも工務店さんも設計事務所も建てた住宅をひっくり返して、バラバラと落ちる”もの”は、工事の対象外になり、クライアントの責任において、勝手に自分で考え、やって下さいと言われるものです。置家具、カーテン、絵画等は、普通工事関係者は関知しないのです。多分これは私の考えですが、建築家って建物を提供するだけで無く、そこにある家具や絵やその空間を構成するもの全て、監修しマネージメントしようとする人だと思うのです。だから、細かい納まりや、建具、家具の金物から、カーテンブラインド等の全ての色形迄こだわり、そこに入る光の質や影の当たり方まで神経を使い、しっくりくる空間づくりをしようとします。だから、工事範囲に入ってようが入ってまいが、大きなお世話をやいて生活空間、ライフスタイルまで提案したがるのだと思います。そんなおせっかいな人だったら、ちゃんと選ばないと、大きな間違いにも繋がる可能性があるので、コミュニケーションが確実にとれる人を選びましょうみたいな事を話しました。
2007.03.28
31日の住宅セミナーは
住宅セミナーの中身ですが、いろいろ考え人のアドバイスもあって、本音トークセミナーとする事にしようと思います。職人肌の頑固大工が造った頑丈な家、ハウスメーカーの親切営業マンに任せて建った安心な家、それから設計事務所に図面を依頼して自分達の要望全部入れてもらって出来た満足な家、雑誌等メディアにでてくるいわゆるカッコ良い家、一体なにが正解で何が違って本当のとこどうなの?そんな話題が良いかと思いました。多分、住宅建築に興味ある人多くは、カッコ良い建物も、ダサイでも丈夫といった建物も沢山みているのではないでしょか、じゃあ建物の価値は、いったい何処できめるのが適当なのか?良い建物ってなにか、そんな判断基準を表しながら話をしようと思っています。そして建築家の役割と、建築家に依頼した場合、何処迄頼めるのか、見てくれるのか等、コストパフォーマンスも含め、そんな事を話します。
2007.03.19
建築家との家づくり:家づくりセミナー(要予約)
3月31日(土)・4月1日(日)
和未(なごみ)の家展が西部ガスリビング株式会社主催で行なわれます。
共催:西部ガス株式会社 協力:フォルツァ株式会社、松下電工株式会社等
場所:パピヨン24 2Fガスホール(西部ガス本社ビル:博多区千代)
そこで建築家の作品展とセミナー、相談会が行なわれます。
31日(土)14:00〜15:30「建築家との家づくり一軒の家ができるまで」
の表題でセミナーを私が担当します。是非お出かけ下さい。
電話若しくはインターネットにて事前の申込みが必要です。
TEL092-633-3056(山本) http://www.sg-living.co.jp
和未(なごみ)の家展が西部ガスリビング株式会社主催で行なわれます。
共催:西部ガス株式会社 協力:フォルツァ株式会社、松下電工株式会社等
場所:パピヨン24 2Fガスホール(西部ガス本社ビル:博多区千代)
そこで建築家の作品展とセミナー、相談会が行なわれます。
31日(土)14:00〜15:30「建築家との家づくり一軒の家ができるまで」
の表題でセミナーを私が担当します。是非お出かけ下さい。
電話若しくはインターネットにて事前の申込みが必要です。
TEL092-633-3056(山本) http://www.sg-living.co.jp
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